
会社や職種は選べても、どうしても自分で選べないのが上司です。
世の中には、どんな部下もダメにする上司っています。
上司との付き合い方を考えることも大事だけれど、実際に部下をダメにしてしまう上司がいることも事実なのです。
今回は、部下をダメにする上司の特徴をお伝えしていきます。
もしいま上司との関係に悩んでいる人がいたら、上司から離れる手段もお伝えするのでぜひ参考にしてください。
まじめな人ほど上司じゃなくて自分を責める
まじめな人ほど、上司じゃなくてじぶんを責めがちです。
たとえば、仕事でミスしたなどであれば、もちろん自分に責任があることを自覚して改善していくことが必要です。
でもまじめすぎたり責任感が強すぎる人って、なにもかも自分が悪いと思っちゃいがちなんですよね。
とても大事な視点ではあるんですが、行き過ぎると自分の心が壊れてしまいます。
”じぶんが悪い”と思い込んでいても、本当は上司がヤバい人だったっていうこともめちゃくちゃあるんです。
やばい上司だったと気づいた実体験
例を挙げると、わたしも上司との関係でメンタルを壊し退職したことがあります。
働いているときは

みんな合わない上司ともがんばってやっているんだ

うまくやらなきゃ
と思っていて、上司に違和感やストレスを感じても誰にも相談せずにいました。
しかし、限界になり退職したあとに「本当は上司に耐えられなかった」と本音を元同僚や先輩に話したんですね。
すると、
はやく相談してほしかった
あの人の部下は今までもことごとくみんな辞めている
いま直属の部下になった子も毎日泣いて相談してくる
と言われたんです。
そこで「わたしだけが感じていたんじゃなかったんだ」「もっと早く相談すればよかった」と思いました。
ただ、そう思ったときにはもうわたしは心も体もボロボロで外には出られなくなっていました。
なので、もし今この記事を読んでいるあなたが上司へのストレスを強く感じているとしたら、わたしと同じような状態になる前に気づいてほしい。
そう思って「部下をダメにする上司の特徴」をお伝えしていきます。
いま上司との関係でつらい思いをしている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
実体験をもとにしているので、信憑性は高いですよ。
部下をダメにする上司の特徴
部下をダメにする上司の特徴をお伝えしていきます。
上司の特徴
- 放置する
- 強く叱責する
- 不機嫌さを出す
- ミスを押し付ける
- 距離感が近い
1:放置する
部下を放置する上司は絶対にダメですね。
上司という時点で「マネジメント」が仕事です。
なのに放置するということは、その上司は仕事をしていない、できていないということ。
もちろん、あなたが新人だとしてもわからないことがあったら自分で調べてみるとか、自分で考えるというのは大事です。
でもたとえば、業界の専門的な知識だったりとか経験者に聞かないと絶対にわからないことってありますよね。
部下をダメにする上司は、経験者しかわからないことでさえ
ちょっとわかんないな
自分で調べて
と放置したりします。
調べてもわからず聞いても教えてもらえずに放置されると、会社に行ってもできることがなくどんどん落ち込んでしまいます。
他にも、新しく入ってきた部下とコミュニケーションを取らずに、慣れ親しんだ社員とばかり絡んでいるような上司もいますね。
こんな上司はそもそも完全に仕事ができていないですし、部下をダメにします。
入ってきたばかりの人を放置するのは会社にとっても損です。
お金をかけて採用しているわけなので、もしいま会社の上司にずっと放置されていると感じる人は、すぐに人事か同じ部署の他の上司などに相談してみてください。
2:強く叱責する
必要以上に強く叱責するのも、部下をダメにする上司の特徴です。
部下をダメにする上司は、基本的にめちゃくちゃ怒ります。
しかも感情的に怒鳴るんです。
部下がミスをしたとしても怒鳴る必要ってありません。
何がいけなかったのか指摘して、部下自身もどう改善していくのかを伝える。
それだけでも部下はミスを絶対にくり返さないようにしようって思います。何がいけなかったのかも把握できます。
しかしここで、部下をダメにする上司は必要以上に怒鳴りますし、必要以上に長時間怒っています。
ひどいときは、わざわざ大勢の社員がいる前で怒るんです。
わたしが経験してきた中で、部下がどんどん辞めていっていた上司は全員この特徴がありました。
わたしの昔の上司もそんなタイプだったのですが、当時は怖かったので

自分が悪い

もう怒らせないようにしなきゃ
という思考で頭がいっぱいになっていました。
けれど、冷静に考えると感情的にならないとミスを指摘できない時点で仕事ができないですよね。
感情をコントロールできない上司は部下をダメにします。
感情的にならずとも伝えられることを、わざわざ怒鳴ったり大きな声で萎縮させながら伝えてくる人は、そこにメリットを感じているんです。
そのメリットとは決して部下のためではなく、たとえば怒鳴ることでストレスを発散していたり自分が上だと主張したかったり。
そんな人にあなたの人生やメンタルが壊されたら本当にもったいないです。今すぐ逃げましょう。
3:不機嫌さを出す
部下をダメにする上司は、不機嫌さを態度に出してきます。
あからさまに「自分はいま機嫌悪いです」オーラを出してくるんですね。
本当にこのタイプはめんどくさいです。
2の特徴とも被りますが、不機嫌さを出すことで周りに気を遣ってほしいのです。
イライラした態度や振る舞いをされると、怖くなったりこちらもイライラしてきたりかなり ストレスが溜まりますよね。
不機嫌さを出す上司はその不機嫌ささえも、部下のせいにしてきたりします。
わたしの経験を出すと、上司が朝からずっと不機嫌そうにしていて話しかけてもほぼ無視されていた日があったんですね。
「今日は機嫌が悪い日か…」とちょっとストレスを感じていたのですが、できるだけコミュニケーションを少なくしていました。
すると定時もとっくに過ぎて残業をしていた夜9時ごろにいきなり呼び出され
わたしがなんで今日機嫌悪かったのかわかる!?
と聞かれたんです。
わからなかったので素直に「わかりません」と答えたら
あなたの◯◯の仕事をもっとこう改善してほしかったんだよ!気づくかなと思ったのに!
と言われたんです。(衝撃でした🙃)
わたしの仕事にミスがあったり改善した方がいいことがあったとしても、イライラしたり無視されることで気づけるわけがありませんよね。
ただ当時は、わたしもストレスが限界に近く冷静に考えることもできなかったので、そんな理不尽な主張にも気づけず「すみませんでした」とひたすら謝っていました。
いまこれを読んでいる人には、絶対にそうなってほしくないです。絶対に。
どんな理由であれ、不機嫌さでコントロールされていいわけがありません。
もしあなたの上司が不機嫌さをあからさまに出してくるタイプであれば、他の上司や先輩に相談する。
もしくは、意見を伝えられそうであれば時間を作って上司に伝えるのもアリです。
不機嫌な態度をとる上司は、基本的に人を選んでいます。
(上司の上司の前では不機嫌な態度を取らないことがほとんど!)
なので、”不機嫌さを出してもいい相手なんだ”と思われているところを変えていきましょう。
「わたしは仕事は真剣にやりますし、指摘も聞くしミスがあれば改善もします。」
「だけど、あなたの不機嫌な態度には応じません」と強気な態度で伝えてみるのもひとつの手段です。

上司へのストレスで心身がボロボロになっている人は、ムリに伝えようとしなくてOK
4:ミスを押しつける
部下をダメにする上司は、よくミスも押し付けてきがちです。
部下には小さなミスでもめちゃくちゃ怒鳴ったり不機嫌になるのに、じぶんのミスに気づいたときは軽く捉えます。
あ、ミスってた。謝っといてくれる?
と謝罪を部下にさせます。
上長だという自覚がある上司であれば、部下のミスも自分の責任だと真剣に捉えますし、自分がミスしたらもちろん謝罪して一緒に改善策を探すでしょう。
しかし、部下をダメにする上司は、部下のミスは絶対に許さない。
でも自分のミスは部下に押し付ける。
そして、部下の成し遂げたことは自分の成果、というような感覚なのです。
もし一度でも上司のミスを押し付けられた経験がある人は、いち早く離れる準備を始めましょう。
5:距離感が近い
距離感が近い上司も、部下をダメにします。
距離感が近いって良い意味に捉えられることが多いですよね。
親しいとかフレンドリーとか。
でも、距離感が近い上司ってけっこうな確率でハラスメントしがちなんですよね。
いきなり距離感が近い上司は、そのあと平気でセクハラをしてきたり、「仲が良いから〜」と言い訳をしながら必要以上の暴言を吐いてきたりします。
これはわたしの経験から感じたことです。
入社したてや新人のころって周りにも気を遣いますし緊張しているので、距離感近く接してくる上司がいるとつい
やさしいな!フレンドリーだな。話しやすいな。
と思いがちです。
しかし、一気に距離をつめてくる上司っていきなり豹変したりするんです。
例
- 仲良しだと思っていた上司がいきなり暴言を吐くようになった
- フレンドリーだと思った上司からセクハラされた
- やさしいと思ってた上司がいきなり無視したり気分で接してくるようになった...etc.
さいしょに極端に良い人そうに見せて距離を詰めてくる人は、そのあとほぼ確実に豹変する人ばかりでした。
もちろん本当に距離が近いだけの人もいるでしょう。
ただ経験上は、距離をつめることですこしずつ言葉や接し方も雑になり、本性を表すような人が多かったです。
いまの上司は最初は親しい感じではなかったか?振り返ってみてください。

性別や年齢にかかわらず、距離感が近すぎる上司は総じてやばい上司でした。最初は「フレンドリーでやさしい」と思うかもしれませんが気をつけて!!
部下をダメにする上司から離れる手段
いまの上司が先ほどの特徴に当てはまっていると、すぐにでも離れたくなりますよね。
すでに苦しくて心や体が傷ついている人もいるかもしれません。
そんな人は、以下の手段で上司から少しでもはやく離れましょう。
離れる手段
- 人事に相談する
- 上層部に相談する
- 転職する
1:人事に相談する
上司から離れる手段のひとつは、人事に相談する方法。
会社は、あなたがしっかり業務に集中して成果を上げてもらうことを求めています。
つまり、上司へのストレスであなたが本来の力を発揮できなくなっていると知ったら、対応してくれる可能性が高い。
他のチームや部署に異動になったり、上司が変わるなどなにかしらいまの環境が変わるでしょう。
ただ、これは人事の規模にもよります。
会社がまだ小さいと、そもそも人事部がなかったり、人事がひとりだけなんてこともありますよね。
そういった場合は、相談しても対応してもらえないこともあるので、人事に相談する以外の方法がおすすめです。
ですが、体制の整った人事部がある場合にはいちど相談してみてください。
2:上層部に相談する
2つ目は、上層部に相談する方法です。
たとえば、上司のもっとうえの上司や、会社の役員、行けそうであれば社長など。
ただ、これは上層部との距離感によりますよね。
たとえば大企業で、社長の実物を見たことがないというような会社だと上層部に相談するよりも、①か③の方法がおすすめです。
しかし、わたしが経験してきたようなベンチャー企業や規模の小さい会社だと、上層部とも話す機会が多かったりします。
よって、上層部とコミュニケーションが取れそうな会社に今あなたがいるのであれば、一度相談してみてください。
いきなり突撃するのはまずいので、まずは上層部のスケジュールを確認。そして、秘書がいるならその方に相談したいことがある旨を伝えてもらうといいですよ。
(秘書がいなければ、スケジュールを確認した上で「◯◯(上司)さんについて相談したいことがあるので、お時間いただけますでしょうか?(候補日を記載)」と送りましょう!)
3:転職する
上司と離れられなさそうであれば、転職するのもひとつの手段です。
その上司のもとで耐えようとがんばったところで、あなたも苦しいですしまともな評価もしてもらえない。
ストレスを感じつづけて本来の力を発揮できなくなることもあります。
それならば、いっそのこと転職して新しい環境でがんばってみるのもアリ。
わたしも結果的に最後は、転職することでやばい上司から離れてきました。
ただ、転職しても上司を選べるわけではありません。
なので、転職先を選ぶときは人事部がしっかりあるところやコンプライアンス遵守をうたっている会社などがいいでしょう。
(ベンチャーすぎたりすると人事が1人だったり”人事部”という部署はなかったりする)
またエージェントを活用して、転職先を探すのがかなりおすすめです。
上司の影響で精神的にも疲れきっていると、仕事探しをする気力もわかないですよね。
そんな人にほど転職エージェントはベストです。
ストレスを抱えているあなたに代わって、相性のいい仕事を探してくれるので、スムーズに転職活動が進みます。
エージェントによって持っている求人企業が違うので、少なくとも3つ以上は同時に登録しておくといいですよ。
使うべき転職エージェント
転職エージェントといってもたくさんのサービスがありますが、まずは大手のリクルートエージェント、type転職エージェントを利用しましょう。
経験年数が長いとか、中堅レベルの人であればJACリクルートメントを使ってみてください。
運営元も大手なので、サポートもしっかりしていますし、求人数も豊富です。
登録から退会するまでお金は一切かからないので、その点は安心してくださいね。
(転職エージェントは、企業から報酬を受けとる形で成り立っているので、ユーザーは無料で利用できます)
落ち着いて思考を整理する時間をとるのがおすすめ
上司にストレスを感じている人は、いちど落ち着いて思考を整理する時間をとるのがおすすめです。
めんどくさいと思うかもしれませんが、自分の思考と向き合う時間をとることで冷静な判断ができるようになります。

わたしも平日はできなくても休みの日に少しでも時間をとって自分と向き合っていればよかったと今は思います
自分の思考と向き合うことで、「ぜんぶ上司が悪い!」とか「ぜんぶ自分が悪い」とか極端な考え方をするのを防げます。
頭の中だけで考えるのではなく、できればノートに文字を書きながら整理していくのがいいですね。
文字に書き起こしながら思考を整理することで、冷静に事実を見ることができるようになります。
そうすることで、過剰に自分を責めることがなくなり心が今までよりだいぶ楽になるでしょう。
わたしも新卒で入った会社の頃から、「自責思考」というのをずっとずっと言われ続けていました。
自分のミスも上司のミスも部下のミスも、ぜんぶ自分の責任だと思いながら働いていたんですね。
その結果、メンタルダウンし復活したと思えばまたメンタルが壊れ、をくり返しました。
結果的に身体的な症状が悪化して、外に出るのがむずかしくなり、一般的な会社員としては働けないようになったんです。
いまこの記事を読んでいる、上司にストレスを感じている人には絶対に同じ道を歩んでほしくはありません。
自責思考をもてと言われたからといって、ぜんぶ自分の責任だ・なにもかも自分が悪いんだと思う必要はありません!
大事なのは、冷静に「どこに責任があるのか」「なにを改善すればいいいのか」を見極められるようになること。
心と体がもっと苦しくなる前に、一度時間をとって今の自分の思考や現状を整理してみてくださいね。
そのうえで、会社の人に相談するのか、新しい道を歩むのかを考えてみるといいですよ。
この記事を読むあなたが、少しでもはやく今の苦しい状況から抜け出せますように。
心の底から祈っています。