「浮気する男なんて最低!」と思いつつも、彼を恨む気持ちと同じくらい自分を責める気持ちも大きくなりませんか?
実際に私もそうでした。
自慢ではありませんが、私は学生時代から20代前半まで付き合う人全員に浮気されてきました。()
はじめの頃は「くそ男だった!」などと文句を言い、途中からは「男なんて全員浮気する…」と悟りモードに。
元カレたちを恨みつつも、自分への自信は0。
新しく彼氏ができても「どうせまた浮気される」と思い込み、幸せよりも不安を感じる日々。
その後、浮気男5人目あたりから
そう感じ、自分を見つめ直そうと思い始めました。自分を見つめ直した結果、その2年後には私を溺愛してくれる人と結婚しました。
そこで今回の記事では、私の実体験も含め「浮気される女」と「溺愛される女」の特徴をお伝えしていきます。
浮気される女の特徴
まずは「浮気される女」の特徴をお伝えしていきます。
10代後半〜20代前半まで浮気され続けてきた、プロのサレ女()だった私は以下のような状態でした。
浮気されまくりだった頃は、彼といるときには常に笑顔を絶やさない女でした。
嫉妬してもムカつくことを言われても、自分の感情を押し殺し「あなたと一緒にいて楽しい♡」と笑顔で居続けたのです。
また、恋愛テクニックをネットや本で読み漁り、彼から連絡が来てもすぐには返信せず「一人でも充実してる女」を演出していました。
さらには、綺麗な自分でいないと愛されないと思い込んでいたため、彼と会うときは常に化粧も服装もバッチバチに決めていましたね。
毎月の美容室、ネイル、まつエクは欠かさず通い、脱毛やエステも定期的に通っていました。
「彼のため」のつもりが「自分のため」になっていた
結果的に表面だけキラキラした中身からっぽの不安の塊メンヘラが誕生。
すべては「彼に愛され続けたい気持ち」と、「素の私では愛されないという自信のなさ」から来ていたもの。
自信のなさや不安は隠そうとしても必ず伝わります。
彼への愛を伝えるより、自分の不安にばかり目を向けていませんか?
彼のことを思っているつもりで行動していても、実際には自分の不安をかき消すのに精一杯になっていることはよくあります。
そんな行動を続けていると、目の前の彼はあなたからの愛を感じません。
結果的に自分と一緒にいても不安そうな女より、まっすぐ愛してくれそうな女に魅力を感じるのでしょう。
とはいえ、「浮気」という手段をとるのは最低ですけどね!!!!
溺愛される女の特徴
では次に、溺愛される女の特徴をお伝えしていきます。
基本的に、浮気されていた頃とは真逆といえます。つまり、自分の素直な感情を伝えているのです。
いやなことはいやだと伝え、彼のために無理はしない。やりたいことをやりたいときにやる。
これでいいのです。
巷では、浮気されない女の特徴として「束縛しない」「感情的にならない」「自分磨きをする」「一人の時間を充実させる」...などとよく言われます。
メンヘラ女だった私は鵜呑みにして、常にそれを意識して恋愛していました。
でも、これらは全て自分の感情を押さえつけるだけ。
どんどんネガティブな感情が大きくなって、彼といるときも表情が暗くなったり言葉がキツくなってしまうことも。
彼からすると、あなたが自分と一緒にいても幸せではなさそうだと感じてしまいます。
あなたが彼の気持ちに不安を感じるように、彼もあなたの気持ちがわからないと不安を感じるのです。
いやだと思うことや、悲しいと感じることがあれば彼に伝えてください。
気持ちは言葉にしないと伝わりません。
「伝えて面倒くさいと思われたら?嫌われたらどうしよう」と不安になる人もいるでしょう。
しかし、彼からすると理由も言わず勝手に不機嫌になっている女の方が面倒くさいです。
相手にいやだったことを伝えるのはとても勇気がいります。緊張します。
それでも、彼と良好な関係を築いていくためにも、しっかり気持ちを伝えて向き合うことが大切です。
彼から溺愛される女になるための方法
彼から溺愛される女になるためには「どうして欲しいかを伝える」。これが一番大事です。
愛情を日頃からきちんと表現する、感謝を伝える…など大切なことはたくさんありますが、メンヘラ恋愛から脱却したいのであれば彼への要望を明確に言語化して伝えられるようになることが大事。
嫌だった・傷ついた・悲しかったといった感情だけでなく、その上で彼に「どう行動を変えて欲しいのか」を伝えられるようになりましょう。
感情をぶつけるだけはNG
表面だけいい女を装って感情を押さえつけていても、そのうち爆発します。
爆発しないように溜め込む前に、「いやだ」「ムカつく」「悲しい」と思ったときには彼に伝えることが大事です。
しかし、ただ感情をぶつけるだけはNG!
泣いて怒るけれども、その感情をぶつけるだけで終わりになってしまうことがほとんど。
その結果、ふたりの関係は以下のいずれかになってしまいます。
感情を爆発させた結果
- 泣きわめいて彼に慰められる
→やっぱり優しい、すき…。
→彼は何も変わらずまたモヤモヤ - 泣きわめいて彼に呆れられる
→気持ちわかってくれない、最低。
→冷めた関係になっていく
二人の関係は、終わりに向かっていくのです。
実際に私も感情だけを伝えていたときは、彼の行動には何も変化はありませんでした。
「どう行動を変えて欲しいのか」を冷静に伝える
大切なのは、ただ感情を伝えるだけで終わらせずに「どう行動を変えて欲しいのか」を伝えること。
ただ感情だけを伝えられても、彼はどうすればいいのかわからないのです。
「言わなくてもわかれよ」と思うかもしれませんが、逆の立場で考えてみてください。
彼が「◯◯がいやだった!!」と泣いたり怒ってくると、とりあえず「ごめんね」と謝って落ち着かせようとするのに精一杯になりませんか?
あなたが感情だけぶつけると、彼はまずは目の前の問題を解決したいと考えるのです。
結果的に、話した内容よりも「あなたがヒステリックを起こした」ような印象だけ抱き、行動自体に変化はないのです。
そこで大切なのが、「どうして欲しいのか」を明確に伝えること。
ココがポイント
ポイントは冷静に落ち着いて話すことです。強い口調や涙を流しながら伝えると、話している内容よりそちらに気を取られてしまいますからね。
たとえば、彼が他の女の子とふたりで遊んでいたことがバレたとします。
知ったときは怒りが湧いてくるかもしれませんが、一旦深呼吸をして落ち着きましょう。
そして「他の子と二人きりで遊ばれると不安だし悲しい。二人きりで女の子と遊ぶのはやめて欲しい」と伝えるのです。
そうすると彼も、何が原因であなたが悲しんでいたのか、どう行動を変えればいいのかがわかります。
このときに「じゃあ、二人きりじゃなければいいの?」と聞いてくる場合もあるでしょう。
そのときは、あなたの許容範囲を伝え、二人でどこまでならOKかを話し合ってみてください。
二人で改善して欲しい行動を伝えあって、関係性を築き上げていくことで彼にとって離したくない女性になるのです。
まとめ
経験をもとに気づいたことをお伝えしました。
個人的に、浮気は「された人」より「した人」が圧倒的に悪いと思っています。
他の女がいいなら、別れてから行けよって話ですからね。
ただ、浮気された方に原因が1%もないかというと言い切れません。
昔であれば「こっちに非は少しもないよ!」と思い込んでいましたが、浮気され続けたからこそ気づいたことです。
当時の私は、愛されたいと強く思うあまり、彼が愛せないような女になっていました。
目の前の彼よりも、自分の不安ばかりをみていました。
彼と良い関係を続けていくためには、自分の気持ちを押さえつけるのではなく彼に伝えて向き合うようにしてみてください。
はじめは伝えるのが難しいかもしれませんが、続けることで彼との関係も深まっていくはずですよ。