
ブラック企業を辞めたくても辞められないのは、洗脳されやすい環境なことが原因のひとつです。
働く期間が長くなればなるほど、なかなか抜け出せなくなります。
今回は、3社連続でブラック企業で働いていた実体験をもとに、「ブラック企業でよくある洗脳の特徴」をご紹介します。
ブラック企業の洗脳の特徴6つ
ブラック企業の洗脳の主な特徴は以下のとおりです。
特徴
- 家族や友だちと連絡をほぼ取らせない
- 「ここでやれなきゃ終わり」と追い込む
- ネガティブな発言をするとキレられる
- 長時間労働・法定ギリギリの休日数
- 都合よく「自責」「当事者意識」を求めてくる
- 辞めた人の悪口を言う
家族や友だちと連絡をほぼ取らせない
悪質度の高いブラック企業では、まず家族や友だちとほぼ連絡を取らせません。
連絡を取らせないことで、「ブラックじゃないの?」「やめた方がいいよ」という周りの声を遮断するのです。
親や友だちと連絡を取らないと、会社で過ごす時間も長いので会社で言われていることこそ当たり前・正しいといった価値観になっていくんですね。
また、「あなたが夢に向かっていると身近な人ほどネガティブを言ってくるからね」などと事前に手を打たれています。
よって、久しぶりに親や友だちから連絡がきても、無視するか、仕事のことを言われたら「この人たちはなにもわかってない!」と思うようになっていきます。
「ここでやれなきゃ終わり」と追い込む
「ここでやれなきゃもうお前終わりだよ」と追い込んでくるのも、ブラック企業でよくある洗脳です。
すこし結果が出せなかったり、辞めようか悩んでいるときに言われがちですね。
会社の良いところをあげて
ここでさえやっていけなかったら、もうお前が働ける場所なんてない
どこにいってもうまくいかないよ
もう終わりだ
などと追い込んできます。
結果が出ないときや辞めようと考えているときって、心が不安定になっている人も多いですよね。
そんなときに「ここでやれなきゃおわりだ」と言われると、「ああ、ここでもうちょっとがんばらなきゃ」「じぶんの居場所は他にはない、ここしかないんだ」と思い込んでしまうのです。

ネガティブな発言をするとキレられる
ネガティブな発言をするとキレられるのも、ブラック企業の洗脳の特徴です。
精神論を語りがちなブラック企業だと、「ポジティブが正義!ポジティブの方が絶対に良い!」という雰囲気があり、ネガティブを排除しようとします。
そのため、ネガティブな発言をするとめちゃくちゃ怒られたりします。
ネガティブの基準も異常に厳しかったりするんですよね。
たとえば、「疲れた~」「めんどくさいな~」などの発言は一発アウト。(笑)
ネガティブを禁止することで、異常な働き方や待遇にも文句を言わせない風潮をつくるのです。
それを受け入れつづけていると自分のストレスも感情もすべて無視しなければいけなくなるので、結果的に心身を壊すことにつながります。

わたしが過去いたブラック企業では「今日は雨か~」とつぶやいたら部下の子に「先輩がネガティブ言ってました!」と報告され、上司に怒られたこともありました...。それくらいブラック企業では、異常にネガティブを排除しようとします。
長時間労働・法定ギリギリの休日数
長時間労働・法定ギリギリの休日数も、ブラック企業の洗脳の特徴です。
毎日朝から晩まで働いて休みもほとんどない状態だと、確実に心身に影響がでます。
寝る時間が少なかったり体が疲れすぎていたりご飯もまともに食べれていないと、正常に頭が働かなくなるんですね。
そうすると、どれだけブラックな環境でも「今いる環境はおかしいんじゃないかな?」など、考える暇もなくまた仕事がはじまります。
体も心も限界まで疲れさせ、ブラックな環境に疑問さえも抱けなくさせるのはブラック企業が社員を洗脳するための手段とも言えます。
都合よく「自責」「当事者意識」を求めてくる
都合よく「自責」「当事者意識」を求めてくるのも、ブラック企業でよくあります。
自責とは、すべて自分に責任があるという考え方。
当事者意識とは、ブラック企業ではよく「自分が社長だったら?」という考え方のことをいいます。
もちろんどちらも大事な考え方ではあります。
ただ、ブラック企業ではこれらの考え方を都合よく使うんです。
たとえば、パワハラやセクハラを受けていると相談したとしても「自分に責任があるとしたら?」
休みを取りたいといったら「社長だったら休みなんてないよね?」とか。
このように、相談しても「自責」「当事者意識」ばかり言われるので、まず相談しなくなっていきます。
そして、言われつづけるのでなにかあるたびに「自分が悪いんだ」「休んじゃダメだ」となっていくんですね。
辞めた人の悪口を言う
辞めた人の悪口を言うのも、ブラック企業の洗脳の特徴のひとつ。
辞めた人の悪口を聞かされ、「ここでやれなきゃ終わりだ」と言いつづけられると、辞められなくなっていく人って少なくありません。
正常であれば、こんなこという会社はおかしい!と気づけるでしょう。
しかし、休みなく働いて寝不足でうまく頭も働いていないと、「たしかにこの会社を辞めるなんて...!」と思えてきてしまうのです。
経験や情報がすくないとブラック企業だと気づけない
ブラック企業なんて、誰しも働きたくないですよね。
ただ、社会人経験やブラック企業についての情報が少ないと「ここはブラック企業だ」となかなか気づけません。
そもそもブラック企業ほど、ほぼ休みなく仕事しているとSNSをさわる時間もほとんどない。
この記事を読めない人もきっとたくさんいます。
もし身の回り、家族や友人がブラック企業で働いていそうなら、この記事をぜひ届けてほしいです。
ブラック企業に洗脳されすぎていると、周りからの忠告もすべて無視するようになります。
会社で言われてることが正解だと思ってるし、ここしか自分が成功する道はないと思いこんでいるから。
でもブラック企業にいる期間が長くなればなるほど、普通には働けなくなったりする。
事実、わたしはブラック企業を辞めてもまたブラック企業に入ってをくり返し、メンタルが壊れ、一般的な会社員としては働けなくなりました。
外に出れない時期も長く続きました。
そうなる前に、もし身近な人がブラック企業で洗脳されてそうな感じがあるのなら、この記事に当てはまるかをチェックしてみてください。
まとめ
ブラック企業は、一度入ると洗脳されやすい環境です。
ブラック企業だけでなく、1日の多くの時間を過ごす会社は、そこでの価値観が正しいと思いやすいですよね。
それがブラック企業となると、なかなか抜け出せません。
完全にブラック企業の環境に染まってしまう前に、すこしでも「おかしい」「普通こうなの?」と疑問を感じたのであれば、逃げるのも大切な手段です。
真面目な人ほど、休んじゃダメ・サボっちゃダメ・すぐ辞めちゃダメと思いがちです。
しかし、おかしいと思ったのなら休んでもサボってもいいので、周りの人に相談してみる。
むずかしそうであれば、すぐに辞めたっていいんです。
会社のことよりも自分のことを一番考えて動いてくださいね。
今回お伝えした内容が参考になれば嬉しいです。